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臨床指標について |
当院では、平成26年度から「臨床指標」についての取り組みを始めました。 この「臨床指標」とは、当院における医療の質や診療の実績などをさまざまな指標を用いて表したものです。
1年間で区切り、下記の臨床指標を算出しました。
今回、平成29年度分(平成29年4月から平成30年3月まで)が取りまとまりましたので、報告いたします。(数値が前期を下回ったものについては、数値を青色で表示しています)
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各臨床指標の説明 |
(分子) 期間中HbA1cの結果が7.0未満であった人数 (分母) 糖尿病患者数(糖尿病で投薬治療を行っており、期間中にHbA1cの検査を行ったもの)
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糖尿病コントロールの指標。糖尿病治療の力量を示す。 ただし、糖尿病センターなど中核施設では、重症例の紹介があるため、かえって数値が低めに出る可能性がある。
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年間累計1700人を超え、患者様の増加傾向を認めます。達成率は全国平均が57.3%であり、上回っています。下半期(冬期)は悪化する傾向もあり、季節変動もあるようです。70%を目標に多職種で取り組んで行きます。 |
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鼠径ヘルニア手術における腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の割合 |
(分子) 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の件数 (分母) 鼠径ヘルニア手術の件数
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鼠径ヘルニア手術における腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の割合
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低侵襲、且つ再発率の少ない手術を推奨して、腹部手術の既往が無い患者を対象に100%を目指しましたが、3件が複数回開腹手術歴のある患者であったため、腹腔鏡下による手術が不可能でした。 |
本年度も目標の分娩数300件を達成することができました。帝王切開率は1.1ポイント増加しましたが全国平均の39.8%をかなり下回る数値で推移しました。妊娠糖尿病や甲状腺疾患、子宮筋腫合併妊娠などハイリスク妊娠が増加傾向の中、今後も患者様が満足できる分娩施設を目指していきたいと思います。 |
(分子) 当院に満足していると回答(5段階評価の4以上)した患者数 (分母) 外来アンケートの満足度調査に回答した回答数
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接遇・設備等について、8項目のアンケートを定期的に実施し、5段階評価(5:満足 4:やや満足 3:どちらともいえない 2:やや不満 1:不満)とし、4以上を満足しているとして集計。
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今回、2.3ポイントのダウンとなりました。職員の説明や対応、接遇面に対するご意見が目立ちます。さらなる医療の質向上に努め、患者様の満足度が向上できるよう努めていきます。 |
(分子) 当院に満足していると回答(5段階評価の4以上)した回答数 (分母) 外来アンケートの満足度調査に回答した回答数
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接遇・設備等について、10項目のアンケートを定期的に実施し、5段階評価(5:満足 4:やや満足 3:どちらともいえない 2:やや不満 1:不満)とし、4以上を満足しているとして集計。
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今回、1.6ポイントのダウンとなりました。職員の説明や対応、接遇面に対するご意見と空調設備に対するご意見が目立ちます。少しでも患者様の満足度が向上出来るように更なる医療の質向上に努め、患者様の満足度が向上できるよう努めていきます。 |
(分子) 患者意見箱の投書のうち苦情の数 (分母) 患者意見箱の投書数
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外来に設置してある「患者意見箱」に投函された意見のうち、病院への苦情の数の割合
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今回、前回より0.4ポイントのダウンとなりました。病院に対する投書には様々な内容がありますが、接遇面と予約・待ち時間に関する不満が多くみられました。今後も、患者様のご意見に対し審議会で改善策を検討し、病院全体で「質」の改善に取り組みたいと考えます。 |
(分子) 患者意見箱の投書のうち感謝の数 (分母) 患者意見箱の投書数
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外来に設置してある「患者意見箱」に投函された意見のうち、病院への感謝の数の割合
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今回、前回より0.4ポイントのダウンとなりました。病院全体のアンケート結果には、親切に対応していただいた、優しく接していただいた等のアンケート結果が多数ありますので、今後も患者様が安心して当院をご利用して頂けるよう取り組みを続けたいと思います。 |
(分子) 当院を家族に勧めたいと回答したアンケート数(外来) (分母) 患者満足度調査に回答した外来アンケート数
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アンケート(有効回答)において、当院を受診し、知人や家族に勧めたいと回答した人数の割合を集計。
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今回、0.5ポイントアップとなりました。依然として無回答の方も多く、無回答の方は満足と感じていないと想定されますので、更に満足して頂けるよう改善に取り組みたいと思います。 |
(分子) 当院を家族に勧めたいと回答したアンケート数(入院) (分母) 患者満足度調査に回答した退院時アンケート数
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退院時アンケート(有効回答)において、当院を知人や家族に勧めたいと回答した人数の割合を集計。
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今回、0.8ポイントアップとなりました。特に入院患者様からは優しく親身になって接していただいたとの意見が増えてまいりました。このことがアップの結果につながったと考えます。 |
(分子) 転倒転落重症事故(レベル3以上)件数 (分母) 転倒転落の件数
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転倒に関するインシデント・アクシデントレポート報告から、レベル分けで「3」の実害があり、治療を要し、回復に時間を要した件数の割合。
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今回は前年度に比べ、転倒・転落の総報告件数は18件減少しましたが、何らかの処置が必要なアクシデント事例の報告が1件から4件に増えてしまいました。主な原因は、自分でトイレに行こうとして転倒した事例、認知のある方がベッド上から何かを取ろうとして転落した事例が多く報告されていました。今後も患者様の状況把握やベッド周りの環境整備に努めレベル3の報告を未然に防げればと考えます。 |
(分子) クリティカルパス適用件数 (分母) 新規入院患者数
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新規入院患者数に対してクリティカルパスを適用した割合
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今回、2.3ポイントのアップとなりました。2018年度クリティカルパス適用率は、全国平均の41.6%に比べると低い状況ですが、200床未満の病院はクリティカルパス適用率が19.3%であり平均値より高い適用率となっています。 |
(分子) 病棟・外来・対象コメディカルスタッフ(検査科・臨床工学科・放射線科・リハビリテーション科)1日当たりの平均使用量の合計 (分母) (対象病棟数+外来+対象コメディカルスタッフ)×対象月数
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病棟・外来・対象コメディカルスタッフ一人当たりの一日の使用量
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前回調査時に比べさらに使用量の増加がみられました。手指消毒薬の個人持ち携帯を看護部だけではなく、透析センター、放射線科、検査科でも開始したことが使用量の増加につながったと思われます。しかし、感染対策合同カンファレンスで関わる他病院の使用量と比較すると、まだまだ少ないため今後も継続した働きかけをしていきたいと思います。 |
(分子) MRSA検出(咽頭・鼻腔を除く)患者数 (分母) 毎月末日の入院患者数(対象期間各月末分を合算)
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は重症かつ侵襲性の高い皮膚・軟部組織感染、血流感染、肺炎などを引き起こす菌。MRSAは汚染された手指や器具を介して接触伝播することから、手指衛生の遵守や適切な器具の取り扱いにより発生率を低減することが可能。
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職員だけでなく、患者様とそのご家族の方々への適切な働きかけを行い、検出率の低減を目指します。 |
(分子) 入院中に栄養指導を実施した人数 (分母) 入院中に栄養指導の対象になった患者数(認知機能正常の患者のみ・療養病棟は除く)
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病院内で提供される食事をまず目で覚えてもらうこと。今までの自分の食生活とどこが違うのかを見直してもらう。病院での食事は治療であることを理解してもらうための指標。
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栄養指導した人数は前回よりも増加しましたが、認知度の関係で本人に栄養指導ができないことが多く、家族へのアプローチが今後の課題となります。また、退院後も外来栄養指導で継続していきたい患者様への対応も考えていきたいと思います。 |
(分子) 外来栄養指導で、脂質異常症(LDL)が下がった人数 (分母) 外来栄養指導で、脂質異常症(LDL)の栄養指導をした人数
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引き続き再検査受診を勧めていきたいと思います。指導では、極端に脂質量を減らすのではなく、バランスのとれた摂取方法を伝えていきたいと思います。 |
(分子) 毎月末日に褥瘡のある患者数(対象期間各月末分を合算) (分母) 毎月末日の入院患者数(対象期間各月末分を合算)
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入院時、褥瘡対策に関する診療計画書を作成。褥瘡の有無、日常生活自立度、褥瘡危険因子の評価を行い、褥瘡継続評価ケアシートを使用し、褥瘡のリスクアセスメントを行い、看護計画を立案している。 本指標は、持ち込みも含め褥瘡のある患者様の割合であり、複数の部位に褥瘡があっても1名とカウントしている。
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(分子) 2か月以内に褥瘡が治癒した患者数 (分母) 褥瘡のある全患者数
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昨年度に比べ、有病率は下がっているので改善傾向となっています。しかしながら治癒率においては低下傾向を認めています。これは持ち込みの増加や重症化、複数個所の発症によるものが考えられます。今後は院内での予防活動にとどまらず、退院後の指導も徹底し褥瘡を作らない予防方法を指導していく必要があると考えます。 |
(分子) 院内褥瘡発生数 (分母) 新規入院患者数+前月末日の在院患者数
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当院では高齢者の入院が多く、全身状態の悪化に伴う褥瘡発生のリスクはかなり高いと思います。昨年度に比べると0.6ポイント下がっていますが、これは職員の褥瘡に対する意識が高くなり、適切な予防への取り組み、審議会での多職種介入による栄養評価、その中で適切な治療の選択が行われているからと考えます。今後も継続しさらなる改善を目指して行きます。 |
(分子) 抑制が行われた入院患者(一般病棟)延べ数 (分母) 入院患者(一般病棟)延べ数
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抑制とは、抑制帯、抑制衣、ミトン、4点棚、車椅子用ベルトのいずれかを1日でも使用した患者の割合。手術後の一時的な抑制も含む(一般病棟)。
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(分子) 抑制が行われた入院患者(療養病棟)延べ数 (分母) 入院患者(療養病棟)延べ数
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抑制とは、抑制帯、抑制衣、ミトン、4点棚、車椅子用ベルトのいずれかを1日でも使用した患者の割合。手術後の一時的な抑制も含む(療養病棟)。
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(分子) 抑制が行われた入院患者延べ数 (分母) 入院患者延べ数
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抑制とは、抑制帯、抑制衣、ミトン、4点棚、車椅子用ベルトのいずれかを1日でも使用した患者の割合。手術後の一時的な抑制も含む(一般病棟)。
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昨年度に比べ療養病棟の割合が10.6ポイント増加し、全体的には4.9ポイント増加となりました。昨今の高齢化に伴い当院の入院患者様も超高齢化が進み、必ずと言ってよいほど入院による環境の変化でせん妄状態になり、認知症が悪化してしまうケースがあります。様々な危険事象に対する安全確保のため、身体拘束はゼロにはなりません。患者様の安楽を最優先に考え、早期拘束解除に向け日々のカンファレンスを継続し適正な拘束の在り方の検証、また早期の解除に向けての取り組みを続け、患者様にとって安全・安楽に入院生活が送れるよう努めます。 |
(分子) 手術開始前1時間以内の予防抗菌薬投与件数 (分母) 総手術件数
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昨年度に比べ手術件数が136件増加しました。予防抗菌薬の投与方法を変更したため1時間以内に投与される率は増加しましたが、手術開始後に投与するケースが1%あり、手術によっては抗菌薬を投与しないケースが3.6%ありました。今後は連携を取り、手術開始前に投与されるよう努めます。 |
(分子) 服薬指導を行った患者数(一般病棟) (分母) 期間中の実患者数(調査期間末日の在院患者数+期間中の新規入院患者数)(一般病棟)
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病棟において、入院患者様に対して薬剤師が服薬指導を行った割合
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5月から薬剤師が1名復職し、スマイル病棟及び療養病棟においても可能な患者に対しての服薬指導を再開しました。全国的にも60%前後が平均であり、今後も維持を目指し、より一層積極的に取り組んでいきたいと思います。 |
(分子) 服薬指導を行った患者数(療養病棟) (分母) 期間中の実患者数(調査期間末日の在院患者数+期間中の新規入院患者数)(療養病棟)
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病棟において、入院患者様に対して薬剤師が服薬指導を行った割合
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5月から薬剤師が1名復職し、スマイル病棟及び療養病棟においても可能な患者に対しての服薬指導を再開しました。全国的にも60%前後が平均であり、今後も維持を目指し、より一層積極的に取り組んでいきたいと思います。 |
(分子) Hb>11g/dlの延べ患者数 (分母) 血液透析患者延べ数(月2回検査実施)
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腎臓は造血ホルモンを分泌するが、腎臓の機能が低下すると造血ホルモンが分泌不全となり、「腎性貧血」となる。貧血は血液中のHbで判断され、貧血のコントロールが血液透析を受けている患者様のQOL(生活の質)を高めているとされる。日本透析医学会ガイドラインでは、Hb10~11g/dlに維持すること、さらに活動性の高い比較的若い患者様では、Hb11~12g/dlを推奨している。それらを基に、当院ではHb11g/dl以上を目標としている。
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平成29年度の実施率65.0%に比して、平成30年度は71.6%と大幅な改善が得られました。全国平均が60.8%であること、また、過度なHb値の上昇は脳梗塞等のリスクを高めるとされていることから、実施率の数値は現状維持が望ましいと考えられます。今後は個々の患者様の病態に合わせて、個人ごとに一番適切なHb値が維持できるように努めていきます。 |
(分子) Ca・P積<55の延べ患者数 (分母) 血液透析患者延べ数(月2回検査実施)
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血清・補正Ca(カルシウム)値とP(リン)値の積。腎臓の機能が低下すると、ミネラル代謝異常をきたし、骨や副甲状腺の異常、血管石灰化等の原因となり、生命予後に大きな影響を与えることが確認されている。また透析を受けている方は心血管疾患のリスクが高いことが知られており、その要因としてCaとPの管理が重要。
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平成29年度の達成率69.4%に対して、平成30年度は81.7%と大幅な改善が得られました。この改善が得られた要因としては、医療の進歩(新規薬剤の登場)によるものが多いと考えられます。今後は、達成率100%を目標に服薬遵守ならびに食事の指導を継続していくこと、さらに、透析スタッフが積極的に介入していくように努めていきます。 |
(分子) 廃棄したRBC数(単位) (分母) 購入したRBC数(単位)
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輸血用血液廃棄率は、輸血用血液製剤が病院内で適切に管理されているかどうかを示す指標で、輸血担当部門における在庫量の管理、手術時の輸血準備数の適正量、輸血実施部署における適正な製剤取扱い等を反映している数値。
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病院全体としての医療の質を示す指標と言え、廃棄率の減少は、輸血療法に対する取り組みを示します。よって、廃棄率を低減することで当院の医療の質を高めることを目指します。 |
(分子) 1日あたりの個別療法(脳血管・運動器・呼吸器)平均実施人数(入院) (分母) 1日平均入院患者数
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1日平均の入院患者数に対する、1日あたりの個別リハビリテーション施行患者数の割合。毎月算出をしているが、ここで提示しているのは6ヶ月間の平均値。 これにより、入院患者に対してどの程度個別リハビリを提供しているかを示す。
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総入院患者数の約4割の患者様にリハビリテーションを提供し、1日当たり約50人の方にリハビリテーションを提供した結果になっています。スタッフの負担軽減から、病棟担当制を改め働きやすい環境整備を試みたことで、昨年に比して提供慄(年間)は約7%の低下に至りました。その点を考慮し、本年はスタッフ増員を図りました。 |
(分子) リハビリのオーダーがあってから4日以内にリハビリを開始した患者数 (分母) 入院患者のうちリハビリを実施した患者数
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入院患者でリハビリテーションを実施した患者のうち、4日以内にリハビリテーションを開始した割合。これにより、医師の指示がなされてから、どの程度速やかにリハビリテーションが提供されているかが理解できる。
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年間平均98.6%と高値を示しました。これは、年間平均として4日以内にはリハビリテーション提供に至っていることを示しています。当院は、有給休暇を除く休暇は年間125日で、その中で4日以内に施行できることはチームワークの良さが背景にあることが考えられます。 |
(分子) 介護度更新者の中で介護度の改善が見られた人数 (分母) 介護度更新者総数
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当通所・訪問リハビリ利用者の介護度更新者総数を求め、介護度の改善がみられた利用者数を算出。これにより、当通所・訪問リハビリ利用者がどの程度改善に繋がっているかが理解できる。
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年間を通して34.8%の介護度改善に至ったことが示されています。埼玉県の平均値(平成28年6月~平成29年12月)が18.67%であるので、当院の改善度は高値を示しています。 |
(分子) 在宅へ退院した患者数(療養病棟) (分母) 延べ退院患者数(死亡退院を除く)
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医師の指示のもと、病状が安定したため、患者様・ご家族・担当ケアマネジャーと相談し、在宅へ退院となった割合
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復帰率は昨年同様平均50~60%を大きく上回っています。他院からの紹介患者数も増えています。患者様のために相談を重ね、在宅生活が送れるよう多職種で連携して調整を行っていきます。 |
(分子) 延べ患者数 (分母) 延べ病床数(病床数×延べ日数)
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病棟ベットに対し、どれだけの割合で入院患者様が入院していたかを示す指標。病床利用率が高い程、ベッドを効率的に利用していることを示します。
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一般病棟・療養病棟とも利用率が下がったことにより、全体の数値も下がりました。後述のとおり、病棟機能の見直しを含め、今後改善を図っていく予定です。 |
(分子) 延べ患者数 (分母) 延べ病床数(病床数×延べ日数)
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病棟ベットに対し、どれだけの割合で入院患者様が入院していたかを示す指標。病床利用率が高い程、ベッドを効率的に利用していることを示します。
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昨年よりも3.9ポイント低下しました。今期は利用率が70%を下回る月が5ヶ月あり、結果、昨年度を下回る数値となりました。一般病床の利用率の全国平均が約76%であるため、より一層の利用率向上を目指していきたいと思います。 |
(分子) 延べ患者数 (分母) 延べ病床数(病床数×延べ日数)
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病棟ベットに対し、どれだけの割合で入院患者様が入院していたかを示す指標。病床利用率が高い程、ベッドを効率的に利用していることを示します。
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こちらも1.3ポイント低下しています。期間の後半、受け入れ態勢がうまくいかなかったこと等もあり、低下しました。今後、受け入れ態勢の変更等、病床機能の見直しなども行っていることから、改善される予定です。 |
(分子) 延べ患者数 (分母) (入院患者数+退院患者数)÷2
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一般病棟における平均の在院日数(何日入院しているか)を示す指標。自費(自然分娩による入院)を除いて計算を行っている。
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入院+退院患者数が昨年から-2.5%であったのに対し、延べ患者数が-6.0%だったことにより、平均在院日数の短縮につながりました。ただし、全国平均が約15.4日であることから、より短縮できるよう努めていきたいと思います。 |
(分子) 当院での乳がん検診受診者数(行田市民・平成30年度実績) (分母) 行田市内全体での乳がん検診受診者数(行田市民・平成30年度実績)
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行田市における乳がん検診終了者のうち、当院で乳がん検診を受けた割合
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市内における乳がん検診受診者のうち、当院で検診を受けられた方が半数を超え、地域医療に貢献出来ているのではないかと考えます。これからも検診の必要性を啓発し1人でも多くの方が検診をうけやすいように、体制を整えていきたいと考えます。 |
(分子) 健康診断受診職員数(平成28年4月実施分) (分母) 職員数(健康診断対象者数)
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職員健診は全職員必須となっています。今後も職員が受けやすい日程調整に取り組みます。
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(分子) インフルエンザの予防接種をした職員数(11月実施分) (分母) 職員数
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11月に実施した職員対象のインフルエンザ予防接種において、ワクチン接種をした職員の割合
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昨年より0.2ポイント上昇しています。ただし接種していない職員の実数は昨年と同じです。少しでも100%に近づけるよう啓発を続けます。 |
(分子) 非喫煙職員数(平成29年4月の健診時点) (分母) 職員数(平成29年4月の健診時点の有効回答数)
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禁煙サポートチームが市のイベントに参加し、禁煙の啓発活動に努めたことで「禁煙した方が良い」という空気が職場内に広がりました。しかし昨年と喫煙者数の変化はありませんでした。今後も一人でも禁煙できるようにアプローチ方法を検討しサポートできればと考えます。 |
救急隊から受入要請があったもののうち、実際に受入れた割合
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平成29年度に比べて2.1ポイントのアップとなり、目標値の88%を超えることができました。救急受入要請件数はほぼ前年並みですが、受け入れ件数に増加がみられ、毎月88%から94%と安定した数値で推移しています。院内の救急搬送受け入れ時における体制が徹底されたことにより全国平均79.3%を上回っています。 |
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病棟面会時間 平日・土曜 15:00~20:00 日曜・祝日 10:00~20:00
〒361-0021 埼玉県行田市富士見町2-17-17 048-553-2000(代表) 048-553-2009(FAX) |
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